今日は父の見舞いで旭川へ行ってきました。
金曜日に急性肝炎(肝機能の数値が1800を超えていた)と診断され緊急入院。当初は三週間の点滴のみと言われ、かなり心配しました。幸い抗生剤の効きがよかったみたいで、翌日には数値も下がってきて、昼ご飯が食べたと連絡がきたので、少し安心出来ました。今日は熱も下がり、体調もだいぶ良くなっていましたし、朝昼晩の食事がOKになったということで、とりあえず一安心しました。
本人は牡蠣を食べたせいだと言っているので、それであれば良いのですが、いまは毎月、抗がん剤の治療を行っているので、その副作用で肝臓が悪くなった可能性もあるかもしれませんし、まだ完全に安心は出来ないんですよね。
たぶん、明日には色々な検査をした結果がわかると思うので、そこで何ともないと言われれば、本当に安心出来るんですけどね。
どんな病気か知っていたほうが安心するので、急性肝炎ってどんな病気なのか調べてみました。まず、父の言っている牡蠣によるウィルス感染であれば、A型肝炎と診断されるはず
A型肝炎とは
貝類、カキなどの生食によってウイルスが経口感染して、2〜4週の潜伏期後に発症します。通常は1〜2ヶ月で完全に治癒し慢性化はしないようです。
薬物性肝障害とは
薬の服用によりおきる肝機能障害
解熱消炎鎮痛薬、抗がん剤、漢方薬など、さまざまな医薬品で起こる場合がある
肝機能が悪化しているときに見る数値は
AST(GOT)
心臓、骨格筋、肝臓に多く含まれる酵素 数値が高い場合は肝臓や心臓の病気が疑われる
ALT(GPT)
肝臓に含まれる酵素 数値が高い場合は肝臓の病気が疑われる
AST(GOT)-ALT(GPT)のバランスからみる肝臓病
・肝機能が悪化しているときはAST(GOT)とALT(GPT)の値が高くなる
・肝臓以外の病気である可能性があるときはAST(GOT)の値のみが高くなる
・急性肝炎・慢性肝炎の場合 ALT(GPT) > AST(GOT)
・肝硬変・肝がんの場合 AST(GOT) > ALT(GPT)
症状としては
「倦怠感」「食欲不振」「発熱」「黄疸」「発疹」「吐き気・嘔吐」「かゆみ」
軽度〜重度の判断
炎症が進んでいる急性期には100以上になり、200から300くらいまで上がります。急性肝炎の極悪期の場合には500以上になり、場合によっては数千まで上がります。
● | 11~40 | 正常値 |
● | 100以下 (軽度) |
ウイルス性慢性肝炎、肝硬変、肝細胞がん、脂肪肝で多くみられる数値 自己免疫性肝炎、薬物性肝炎、閉塞性黄疸の可能性あり |
● | 100~500 (中等度) |
ウイルス性慢性肝炎で多くみられる数値 急性アルコール性肝炎、薬物性肝炎、脂肪肝、肝炎ウイルス以外のウイルスによる急性肝炎の可能性あり |
● | 500以上 (高度) |
ウイルス性急性肝炎(極期)、ウイルス性慢性肝炎の急性増悪で多くみられる数値 急性アルコール性肝炎、薬物性肝炎、肝炎ウイルス以外のウイルスによる急性肝炎、総胆管結石、心筋梗塞の可能性あり |
● | 1,000以上 (高度) |
ウイルス性急性肝炎(極期)、ウイルス性慢性肝炎の急性増悪で多くみられる数値 劇症肝炎、薬物性肝炎、虚血性肝炎(ピーク時)の可能性あり |
今日の一曲
Change the world [日本語訳付き] エリック・クラプトン
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